2007 百里航空祭

2007年9月9日茨城県百里基地にて航空祭が開催されました。
当日は朝から南からの湿った風の影響で低い層雲が流れ込み、シーリングも低く早朝からのフライトは難しい天気でしたが、規模を縮小しながらもほぼ予定通り行われました。

朝一の天候調査よりオープニング、大編隊飛行も予定通りの機数は離陸したものの、編隊飛行はGCAによる2機編隊のみ。それでも目の前をクリアにタキシングする姿を撮影できる百里ならではのショットを撮影。

続く百里名物、というかこれが一番の目玉でもある501SQ　RFのフライトは昨年に続く（らしい）ベイパーでまくりの驚愕のフライトで、ファントムを乗りこなした猛者らしい低く迫力のあるフライトを見ることができました。基本的にデモフライトフライトはその低さが見る人たちの良し悪しを判断しているような気がしますが、低空飛行って思ったより怖いです。最近になってよく分かりますが半端じゃないスピードでちょっとの操作ミスでも地上に影響を与えてしまうクリティカルな条件での機動はそうそうできるものではありません。

そんな中、操作性に癖のあるファントムで綺麗に360°ターンを決めて会場側にも背中をしっかり見せてくれるのはもう感動でした。

地元イーグル部隊もターン主体のフライトながら会場側にもしっかりブレイクをかまし、ここ数年おなじみになったF−2のデモフライトもパワー主体のAGGでしたがしっかり背中を見せる近さでのパスもあり、多少ヘイズ気味ながら久々の百里祭を楽しむことが出来ました。

やっぱり百里。楽しめます。